2024年12月18日水曜日

東叡山 輪王寺

 東叡山 輪王寺は、東叡山寛永寺の本坊で、後水尾天皇第三皇子の守澄法親王が正保四年(1648)寛永寺座主三世となり、承応三年(1654)には日光山門主となって東叡山に住し、比叡、日光、東叡の三山を管領、明暦元年(1655)に後水尾上皇から輪王寺の称号を賜わり、東叡山住職を輪王寺宮と称することになったといいます。幕末の戊辰の役で諸堂焼失、明治二年(1869)輪王寺の称号が廃止されたものの、明治十六年(1883)復活し、門跡の公称が許可されています。両大師堂には、寛永寺を創建した慈眼大師(天海大僧正)と、慈恵大師(良源大僧正・元三大師・元旦三日に入寂)の両大師が祀られています。(猫の足あと)

年中諸用控 「一金百匹ヅヽ 上野大師様 護摩毎月三日」

下谷茅町二丁目には、家守和泉屋宇左衛門に任せた所有地(明治六年地租改正沽券図から見る小津清左衛門東京所有地)を持つ。   (小津史料館 小西良明)

天台宗 東叡山 寛永寺 開山堂 両大師

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