道中伝馬役佐久間善八は、宝田村から慶長十一年(1606年)大傳馬町一丁目成立と同時に移転し名主となり、伝馬役と名主を代々勤めます。しかし、元禄十五年(1702年)、宝永三年(1706年)に屋敷を売却し退役します。元禄十五年は、表拾間を木綿仲間四人に譲り、宝永三年は小津清左衛門一人が譲り受けています。木綿仲間四人は、小津清左衛門、地主宗三郎、小津三四右衛門、芝原三郎兵衛の伊勢商人です。小津三四右衛門店は、小津三郎右衛門店と手代だった別家の小津屋十右衛門の店を合併した店で、当時は本居宣長の祖父の店でした。
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